糖尿病 血糖値

なぜ血糖値を下げる必要があるのか?

数年前に糖尿病になってしまいました。当時から体に特に異変も感じなくて、病気になった自覚は全くありませんでした。このまま治療をする必要があるかどうかも、少し疑問に思っていました。

そこで自分で詳しく調べてみると、血糖値が高いということは血液中のブドウ糖の量が通常よりも多くなっている状態だと今さらながらしりました。そして体は頑張ってブドウ糖を吸収するように働きますが、それにも限界があり、だんだんとその機能が衰えていってしまします。

そうなると血液中のブドウ糖を処理しきれなくなってしまい、血液がどんどんドロドロの不健康な血液になっていきます。そしてドロドロの血液は血管や循環器系の内蔵に大きな負担をかけてしまい、体のあちこちで問題が発生してしまいます。

こうなることを防ぐためには、生活習慣を正し、食生活も改善して健康的なものにする必要があります。ただ今までの生活をガラっと変えることはなかなか難しいので、治療を途中で投げ出してしまう方も多くいるのが現状のようです。ちなみに私もそのひとりでした汗

そこで私はそうした生活習慣、食生活の改善を比較的簡単にできる方法で行なっています。この治療法なら続けていても苦にならないし、しっかりとした効果も出ています。

糖尿病はしっかりと治療しないと症状が進行してしまい、恐ろしい合併症になってしまう可能性もあります。血糖値を下げる努力は絶対に必要なことなので、自分にできる方法でいいのできちんと行うべきです。私がやっている糖尿病の治療方法をサイト内で紹介しているので、そちらを参考に血糖値を正常な数値へと改善していってください。

血糖値は低ければいいってものじゃない!低血糖時の症状と対処法

インターネットでの情報が多く、すぐに調べ物ができるようになった現在では、健康に関する情報もすぐに手に入ります。そのため健康診断で行われる血液検査の値を気にされる方も多くなったように感じます。血液検査の中で「血糖値」という項目がありますが、その値が糖尿病のひとつの目安になることから、気にされるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

糖尿病は血糖値が高い病気というイメージがあるのですが、実は低血糖症状にも注意を払わなければならない病気でもあります。高血糖は持続することで徐々に体に悪影響を及ぼしますが、低血糖は時として命の危険にさらされることもあるほど危険な状態なのです。

どんな時に低血糖になる?

「ごはんを抜いたから、血糖値が下がって元気がでない…」という話を聞きます。一時的に軽度な低血糖になることもありますが、食事を一食抜いたくらいでは大事に至ることはありません。なぜなら血糖値を下げるホルモンが唯一インスリンだけであるのに対し、血糖値を上昇することができるホルモンはいくつか存在するためです。体に影響を及ぼす前に危険を察知し、血糖値を正常値まで上昇させています。健康な方であれば重い症状がでるほどの低血糖状態になるということは、滅多にないのです。

しかし糖尿病の方の場合、話が変わってきます。糖尿病の治療には、血糖値を下げる作用をする薬を用いますが、なんらかの事情で食事が取れない、あるいは体調不良で嘔吐や下痢を起こしているとき、あるいは激しい運動をしたときは血糖値があがることが無いのですが、いつも通りに薬を使用することで、正常値から急激に血糖値が下がり、低血糖症状を引き起こしてしまうことがあるのです。

低血糖の症状

では低血糖の症状にはどんなものがあるのでしょうか。空腹時の正常血糖値はおよそ100mg/dl未満といわれています。70mg/dl以下になると、異常におなかがすいてきたり、生あくびが出てきます。時には冷や汗、手の震えが生じることもありますが、これらは血糖値をあげるためのホルモンによる自律神経系の症状です。

血糖値が下がった体がなんとか頑張ろうとしている正常な反応です。これ以上、血糖値の低下が進むと、大脳へのエネルギーが足りなくなり、意識がぼーっとしたり、ろれつが回らなくなってきます。最終的には意識障害が生じ、最悪の場合死に至ることもあります。

たいていの場合、前述の血糖を上昇させるホルモンが働くことで、意識障害が出るところまで血糖値が下がることはありません。しかし、症状を感じたらすぐさま対応をする必要があります。

低血糖時の対策

緊急対策として、ブドウ糖の内服が良いと言われています。糖尿病の方は、治療薬と一緒に処方してもらうことも可能なので、いくつか処方してもらうと良いでしょう。ない場合には飴やジュース、清涼飲料水でもよいでしょう。砂糖よりもブドウ糖のほうが血糖値を上げるスピードが速く、症状が出現しているような状態の時には即効性がみられます。もし15分ほど経過しても改善が見られない場合、追加してみましょう。

また、何度も低血糖状態にさらされると、体に「慣れ」が生じることがあり、気がつくと意識障害が出ていたなんてこともありえます。身近な方々に意識障害が出た際の対応方法を伝え、協力を頼んでおくのも一つの手です。

低血糖がおきるメカニズム、症状と対策についてお伝えしました。しかし、まずは低血糖を起こさないために、無理なダイエットや食生活をしないようにし、体調の悪いときにどのようにしたらよいか、医師と相談していきましょう。

糖尿病だけど、おやつが食べたい!おやつで注意する3つのポイント

糖尿病で必ずついて回るのは、食事制限。食事はなんとかなるかもしれないけど、今まで楽しみにしていたおやつを我慢することなんてできない!!そういう方は多いと思います。私も急におやつを止めろといわれたら、絶対にできません!!

そんなあなたにお伝えしたいのが、食べ方のコツ。食事制限、とありますが絶対食べてはいけないものはないのです。うまく調整していくことが鍵であるといえます。

①カロリー

食事制限でもっともわかりやすいのがカロリー制限でしょう。カロリー過多で肥満になることでインスリンの力を弱めてしまうのです。そのため、薬によるコントロールがうまくいかず、糖尿病が悪化してしまうことになるのです。

最近は健康を意識する方々も多く、カロリーに対する意識が高いです。そのため、ほとんどのおやつにカロリーが明記されており、低カロリーをうたった商品もどんどん開発されているようです。散歩がてら、お店めぐりをしてみると、自分好みのデザートを見つけられると思います。

また、食事のカロリーを少し全体の食事とのバランスを見るのもよいでしょう。ただし、「ケーキが好きだから、食事の代わりにケーキを食べよう!」ということは、避けましょう。これは糖尿病の方だけでなく、糖尿病ではない人々にとっても体にはよくないのです。筆者も甘いもの大好きでよく食べていたのですが、やはり胃もたれはするし、にきびはできるし、肌はあれるしと散々でした。やはり食事はバランスが大切なようです。

②食べるタイミング

糖尿病の方はインスリンが欠乏しているため、食事やおやつの直後は高血糖状態が続き、なかなか血糖値は下がりません。高血糖状態が続くと体への負担は大きく、合併症を招きやすくなります。食事をすると血糖値の上昇が見られますが、規則的に食事を摂取しているほうが、ちょこちょこ食いをするよりも高血糖となるタイミングや回数が一定となるため、血糖のコントロールがつきやすくなります。

食事と食事の間に間食をすることで、一度さがりかけた血糖が再度上昇、そして食事…と繰り返されることで、結果的に高血糖にさらされている時間が長くなってしまいます。そのため間食という形でおやつを取るよりも、食後に「デザート」として食べてる方が良いと考えられます。

③内容

おやつの内容もチョイスできるとよいでしょう。1単位=80kcalとして、食事量の計算をしましょうという話は糖尿病の方ならばよく聞くのではないでしょうか。それは食事制限のある糖尿病の方が分かりやすいように作られた、食事バランスの目安表で使われています。

表2の果物、表4の乳製品はそれぞれ1日1単位は摂取することが目安となっています。つまり、堂々と食べてもいい「おやつ」です。果物ならばバナナが一番分かりやすく、1本でおよそ1単位となります。また乳製品にはヨーグルトや牛乳が分類されるのですが、たとえば牛乳寒天を作ってみるのも良いでしょう。

逆に砂糖が多く急激に血糖値が上昇しやすい清涼飲料水は避けたほうがよいものの一つです。いきなり止めるのはつらい!という方は、甘くても砂糖不使用のものも多くあるので、切り替えていくのがおすすめです。また、脂肪・砂糖ともに多いケーキは避けたほうがよいでしょう。

以上、糖尿病であってもおやつを食べるためのポイントをご紹介しました。つらい食事制限ですが、我慢しすぎるのはストレスがたまり、糖尿病を悪化させることもあるのです。今回の記事を参考にしつつ、医師や栄養士と相談しながら、自分なりのおやつの食べ方を研究していってくださいね。

舐めたって分かりません!糖「尿」病は甘くない?!

糖尿病の症状を一つ挙げなさいと聞かれたときに、必ず思いつくのは「尿が甘い」ということではないでしょうか。よし、病院にいくのは面倒くさいから、実際に尿を舐めてみて糖尿病かどうか知ろう!という人は現代においては少ないかとは思いますが、尿が甘くないからといって糖尿病ではないという証明にはならないのです。糖尿病という言葉と異なり、必ずしも尿が甘いというわけではない為です。

尿が甘くなるしくみ

腎臓の機能は濾過・体液や電解質の調整・ホルモンの分泌があります。腎臓の中の糸球体ではそのうちの濾過が行われます。血液中の老廃物を分子の大きさで選別していくのですが、体にとって使えるもののは再吸収され血液に戻され、老廃物は尿として出て行きます。

通常の状態であれば、血液中の糖はエネルギーとして使用されるため、再吸収が行われます。そのため、尿糖が出ることはほとんどありません。糸球体において、糖を再吸収できる速度の限界値が決まっており、それを上回る量の糖は処理しきれず、老廃物と一緒に尿細管を通り、尿として出て行きます。これが、糖尿病における糖尿(尿糖)です。

尿が甘くなるか否かは個人差がある!

しかし、この糖を血液中に再吸収する限界値というのは、腎臓の機能によるところが大きく、これは人によって異なります。疲弊した腎臓では当然、早い段階から再吸収することができなくなるため尿糖が出やすくなるのですが、健康な腎臓の場合、血糖値が上昇していても尿糖としての症状が出ないこともあるのです。

目安としては血糖値がおよそ150mg/dl~180mg/dl以上である場合、再吸収しきれず尿糖として排出されますが、糖尿病の基準となる一つの基準が空腹時血糖126mg/dlであることから、必ずしも尿糖が合併するとも限らないのです。

尿糖がでていないからといって、糖尿病ではないと安心していませんか?採血は嫌いでも自己判断はせずに、しっかり検査してもらうことが糖尿病予防の第一歩でしょう。